睡眠時間のベストは結局何時間?
睡眠時間
睡眠は筋肉を成長させるため、ひいてはダイエットするためにとても重要で必要不可欠な存在です。
当然ですが、筋肉は筋トレさえしていれば成長するわけではありません。
成長ホルモンが分泌し、筋トレによって傷ついた筋肉が修復されることで筋肉が成長していきます。
その成長ホルモンが分泌されるタイミングが、睡眠中です。
そんな大事な睡眠時間は結局何時間寝るのがベストなのか?
結論としては、7時間30分です。
では、なぜ7時間30分なのでしょうか?
睡眠には「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の2つのパターンがあり、それらを紐解いてご紹介します。
レム睡眠
レム睡眠とは、身体の筋肉が緩み、寝ているように見えますが、眠りが浅く脳が活動しているため、夢を見る状態をいいます。
夢は覚えているものと覚えていないものがありますが、記憶に深い関係があります。
脳の完全休息状態の「ノンレム睡眠」に対して、レム睡眠は脳の眠りは浅いですが、体は眠っているので、脳は体に対して余計な指令を出さなくて良いのです。
その際に、記憶や感情を整理し、その固定や消去を効率よく行っているのです。
【レム睡眠の効果】
- からだの休息
- 記憶の整理、固定
- 技能の習熟
※学習や記憶の効果を上げるにはレム睡眠の確保が重要。
ノンレム睡眠
ノンレム睡眠とは深い眠りで、脳の活動も収まり“ぐっすり”眠っている状態をノンレム睡眠といいます。
ノンレム睡眠時に起きてしまうと、目覚めが悪くスッキリしません。
また、ノンレム睡眠中に成長ホルモンが分泌されるので、ノンレム睡眠時には能動的に組織の増殖や損傷に対する修復をはかっていると考えられます。
【ノンレム睡眠の効果】
- 脳の休息
- 体組織の修復
- 成長ホルモンの分泌
- エネルギーの節約
- 免疫機能の増強
なぜ7時間30分なのか?
私たちは、上記の「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の2つのパターンを、1時間半で交互に繰り返しています。
良い睡眠とは、1時間半の睡眠を何回繰り返せるか?ということです。
- 1時間半睡眠 = 1回
- 3時間睡眠 = 2回
- 4時間半睡眠 = 3回
- 6時間睡眠 = 4回
- 7時間半睡眠 = 5回
- 9時間睡眠 = 6回
もちろん寝れば寝るだけ良いというわけではありませんので、7時間30分が適当と言えます。
まとめ
いかがでしたか?
睡眠は筋トレと同じぐらい大事だとご理解いただけたかと思います。
夜に眠っている間も脳は活動を続け、細胞の生まれ変わりを促しております。
そして筋肉を作り出す成長ホルモンを分泌します。
毎日7時間半以上の睡眠時間を確保しましょう!
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