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O脚、X脚の改善方法!

O脚とは?

 一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

O脚とは内反膝やガニ股とも言われ、左右の内くるぶし(内果)をつけて、つま先とかかとを揃えて立っている状態で、膝の内側がつかずに外側に開いている(内反)している状態をいいます。

その見た目から、アルファベットの「O」のように見えるためO脚と呼ばれます。

  • 下半身が太く見える
  • ガニ股で服が合わない
  • 膝が痛い
  • 立ち姿がキレイに見えない

O脚を直さずにいると以上のような悩みが増えてきます。

今はO脚ではなくとも、今後なっていく可能性は十分にありますので、O脚の方はもちろんそうでない方も改善方法を実践してみましょう。

O脚になってしまう原因

O脚の原因は生理的な変形病的な変形に分かれます。

生理的な原因としては、立ち方・歩き方の癖や足を組む癖、運動不足、不良姿勢などの日常生活にあります。

また、病的な原因としては骨の発育や形成不全、靭帯の損傷、怪我などが挙げられます。

 O脚の人は膝が外側に出てしまいます

膝が外側に開いてしまう原因は、脚の外側の筋肉が内側に比べて多く使われているからです。

そもそも太ももの前側には『大腿四頭筋』と総称される4つの筋肉があります。この4つの筋肉の一番外側にある外側広筋という筋肉が膝を外側に引っ張ることでO脚になりやすいと言われています。

更に、お尻の上部にある中臀筋という筋肉もO脚の原因です。

中臀筋が常に緊張している状態だと筋肉が凝っている状態になるため、膝を外側に引っ張ろうとする働きが出てしまいます。

O脚は見た目が悪いだけではなく、放置することで膝の変形や痛みを起こす「変形性膝関節症」の原因となります。また、足底や足首に負担がかかることで、「足底筋膜炎」「外反母趾」などの変形や障害が起こることもあり、余計に歪みを強くする原因となります。

また、病的なO脚の場合、手術が適用となる症例もあるため、問題がないか一度整形外科や整骨院でしっかりと検査しましょう。

O脚の改善方法

 O脚の人にとって大事なことは、外側広筋や中臀筋をマッサージ・ストレッチしたり、フォームローラーで筋肉の凝りをほぐしてあげることです。

他にも、大腿四頭筋の一番内側である内側広筋を鍛えるという方法があります。内側広筋を鍛えることで、内側広筋が膝を内側に引っ張ってくれることが期待できます。

また日常生活で

歩くときには、

①背筋を伸ばして真っ直ぐ立ち、重心を少し前に置く
②爪先を正面に向ける
③踏み出す足を約1~2センチ上げる
④足の裏全体で着地する

椅子に座るときには、

①深く腰掛ける
②座面に対し、骨盤を垂直に立てるイメージを意識する
③太ももと床を平行にする
④おへその下(丹田)に自然に力が入るようにする
⑤両膝をつける
⑥かかとを床につける

以上の流れを意識します。

O脚が目立つ方は膝が外に向きがちな傾向があることから、爪先を正面に向けることで足の向きを整えられるようになります

X脚とは?

X脚外反膝や内股とも言われ、膝の内側をつけた状態で立った時、左右の内くるぶしがつかない状態をいいます。

その見た目から、アルファベットの「X」のように見えるためX脚と呼ばれます。

生理的なX脚の場合痛みはありませんが、進行すると痛みや変形を引き起こします。

X脚を放置していると見た目が悪いだけでなく、骨盤の歪みを悪化させてしまうおそれがあります。

X脚になってしまう原因

X脚の原因もO脚と同じように生理的な変形病的な変形に分かれます。

生理的な変形の要因として主に以下も3つが挙げられます。

①歩き方や姿勢が悪い

柔軟性や筋力の不足

骨盤の歪み

 X脚は座り方や立ち方、歩き方などの日常生活による不良姿勢や、筋肉がアンバランスにつくことによってX脚になります。

大腿四頭筋の内側広筋外側広筋より強く働くことで、膝が内側に引っ張られます

X脚の改善方法

 X脚の人にとって大事なことは、内側広筋や中臀筋をマッサージ・ストレッチしたり、フォームローラーで筋肉の凝りをほぐしてあげることです。

 他にも、正しい歩き方を意識して両足がカタカナの「ハ」や「逆ハ」の形にならないように注意しましょう。また、歩くときは脚の重心が中央にかかるように、いつもより歩幅を広げて歩くのがおすすめです。

まとめ

 いかがでしたか?

ここまで読んでいるということはあなたもO脚・X脚・もしくはなりそうな不安があるのではないでしょうか?

今後改善するためにまずは、歩き方や姿勢から実践してみましょう。

・左右で歩幅が違う

・歩幅が大きすぎる

・猫背

・反り腰

・内股歩き

・すり足

以上のような歩き方・姿勢にならないようにしましょう。

また、O脚やX脚の方は外反母趾偏平足になる可能性が高いので注意してください。

しっかりと筋トレもして根本的改善に務めるのが一番です。

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