お酒を飲みながらダイエットはできる?
ダイエットしたいけど、お酒はやめられない!
ダイエットをしたいとは思っているけど、どうしてもお酒がやめられない。
そんな方の声をよく耳にします。
お酒が好きな方は毎日晩酌しないと気が済まないという方も多くいるのではないでしょうか。
結論を先に述べると、
お酒を飲みながらダイエットは行えます!
本記事では、アルコールがダイエットに与える影響や、ダイエットに有効なお酒の飲み方・食事の選択等の対策も併せてご紹介いたします。
どういった影響があるか把握し、さらに対策方法を知っているだけで影響を最小限に抑えられる可能性が高くなるので是非参考にしてみてください。
アルコールがダイエットに及ぼす影響
言わずもがなですが、お酒を飲まないに越したことはありません。
基本的にアルコールがダイエットに及ぼす影響は以下の3つです。
・アルコールは筋肉の合成(筋肉を作る)を阻害するから。
・アルコールの摂取により食欲が増幅するから。
・栄養がない割にハイカロリーだから。
基本的にはこれらの悪影響が出るためにアルコールはダイエット中に飲むべきではないと言われています。
これらについて簡単にご説明します。
1.アルコールは筋肉の合成を阻害する
アルコールを飲むことで、体内にアセトアルデヒドという物質が多く発生します。
このアセトアルデヒドが筋肉の合成を阻害します。
筋肉を生成するのに重要な男性ホルモンのテストステロン。
このテストステロンは筋肉や、骨を形成し、精力にも関係する大事なホルモンです。
しかし、アルコールを飲んでしまうと、アセトアルデヒドによってテストステロンの分泌を抑制してしまいます。
せっかく筋トレをしてたんぱく質を取っても、テストステロンが分泌されにくくなり、筋肉の合成が妨げられてしまいます。
また、アルコールは肝臓で代謝が行われます。その際にたんぱく質を利用して代謝が行われるのです。
そのため、筋肉を修復するのに必要なたんぱく質が筋肉にまで行き届かずに、アルコールの代謝で消費されてしまうのです。
このように、本来ならば得られる筋肉を合成する効果を阻害してしまうのです。
一生懸命トレーニングをして、筋肉がつくはずのところがアルコールを摂取することでその努力が半減すると考えたら辛いですよね。
【対策方法】
お酒と同量の水を飲みましょう。
どうしても難しいという場合はトレーニングの時間とお酒を飲む時間の間隔を大きく開けるといいでしょう。
朝にトレーニングを済ませて、夜にお酒を飲むと筋肉の合成時間が確保できるので、アルコールによる筋合成の阻害を少しは防げます。
もちろん、トレーニング後はしっかりとたんぱく質の補給をしましょう。
2.アルコールの摂取により食欲が増幅
アルコールには消化酵素の分泌を増やす働きがあります。また胃の血流を良くするため、消化を促進し、食欲を増進させる効果をもたらします。
お酒を飲むとなんだかいつもより多く食べてしまうことがありませんか?
締めにラーメンを食べたくなりませんか?
おつまみは結局高脂質のものになっていませんか?
決して気が緩んでしまうからというわけではありません。
アルコールによる食欲増進効果があるからなんです。
【対策方法】
お酒を飲む前に事前に高タンパク低脂質の食事を摂取しましょう。
ある程度の満腹感を得ておくことで、空腹感を最小限に留めおつまみの量も最小限に抑えられるようにしましょう。
また、おつまみも温野菜などの低カロリーなものを選ぶとなおよいでしょう。
3.栄養がない割にハイカロリー
これも当たり前かもしれませんが、お酒には食物繊維が多く入っているわけでもなく高タンパク質なわけでもありません。
ダイエットに必要な栄養素は特に含まれていないのにも関わらず、カロリーだけはしっかりあります。
アンダーカロリー(消費カロリー>摂取カロリー)できていればいいという問題ではなく、お酒によって本来必要な栄養素を摂れるはずのカロリーの無駄遣いをしているんです。
【対策方法】
高カロリーなビール・日本酒・ワイン・サワー系を控えて、少しでも低カロリーなウィスキー(ハイボール)・焼酎などのお酒を飲むように意識しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
お酒はダイエットによくないからといっていきなり禁酒して節制すると反ってストレスが溜まる恐れもあります。
まずはお酒を飲む頻度を減らすことが大切です。
お酒とは上手に付き合いながら日々ダイエット・トレーニングを頑張りましょう。
年末年始が近づき、忘年会・新年会のシーズンになるからそれが終わってからダイエットをしようと考えている方は、今からでもダイエットを始めて、引き締まったカラダを手に入れましょう。
パーソナルジムVISIONでは、あなたの身体に合わせてあなただけの食事メニュー・トレーニングメニューをオーダーメイドでご提案します。
「カラダを引き締めたい」「筋肉をつけたい」「トレーニング方法がわからない」などでお困りの方はお気軽にお問い合わせください。